サラリーマンの資産形成への道

普通のサラリーマンが、堅実に資産形成を目指すために役立つ情報を発信していきます

資産形成するために、まずは絶対やってほしいこと

本気で資産形成をすることを考えた際にまずやってほしいことは、ライフプランの作成です。

将来のお金の不安がある場合も同じです。将来のお金の不安があるのは、将来どれくらいのお金が必要で、それが今の収入や貯金の中で賄えるのか、また老後はどれくらいの生活費がかかって、どれくらいの貯えが必要なのかが見えていないからです。

 

それを具体的に見えるかしていくのがライフプランです。

日本FP協会に、ライフプランを作成していくのに役立つツールがたくさん公開されています。

 

www.jafp.or.jp


このサイトに家計のキャッシュフロー表というのがあります。PDF版もExcel版もあるので、ぜひダウンロードしてみて下さい。

1年ごとに、収入と支出を記載していき、年間収支を先々まで見通して記載するものになります。

この中で赤枠で囲った部分が投資に回せる原資になります。


前回のブログで、資産1億円の形成の仕方をお話ししました。

shisan-keisei.hatenablog.jpこの表だと年間122万円、つまり月額約10万円を積立投資に回すことができます。
例えば僕が今40歳なので、毎月10万円を20年間積み立てたとすると、5890万円位になります。

10万円を20年間積み立てた場合

1億円には届きませんが、老後の貯えとしては安心できる金額にはなるのではないでしょうか。

ただ、人生にはお金のかかる時期もありますので、これが継続してできるか、できない場合は、金額を減らすなど流動的に対応が可能かというのも投資先としては重要になります。

 

このライフプランは、保険屋さんでも作ってくれることがあります。ただ、これは必ず自分で作ってください。保険屋さんはもちろん保険を売るためにやっていることですし、自分で作成することで自分事として本気でお金に向き合うことができます。

僕も保険屋さんに作ってもらったことがありましたが、作ってもらったきり、それで保険に入ったきりになってしまっていて、あまり見返すこともありませんでした。

ライフプランは一度作って終わりではありません。物価の上昇などの状況もあるでしょうし、転勤・転職など、子供が私立の学校に行くなど、作成時点では想像していなかったことも様々出てきます。

そういったことがあるたびに見直しをしていくことをお勧めします。

 

ライフプランを作成するには、収入と支出を把握する必要があります。サラリーマンで収入が一つの場合は、収入は把握しやすいと思いますが、支出については、はっきりしない人も多いのではないでしょうか?

なので、まずはFP強化のホームページにも載っている、家計の収支確認表を作ってみましょう。家計簿をつけていなくても、クレジットカードの引き落としの情報などから、ぜひ整理してみてください。

まずは支出を把握するところからです。

家計の収支確認票